これは、サブプライムの後に、東京駅丸の内口の丸善の一階で買った。
理論物理学の博士号を取得して、科学者として論文を発表後、外資系投資銀行で、マーケットの定量分析、トレーディングなどに従事した。というプロフィールの著者が、2012年当時の投資銀行の内実を、説明し、文字通り、外資系金融が今後どうなっていくかということが書かれている。数年に一度こういう本がでるけども、日本語としては、元リーマンの日本人が20世紀に書いていた本以来のものだとおもいます。
まだ、ビットコインも今ほどポピュラーでない時期で、サブプライム、リーマンショック、というのを受けての記述だったきがする。当時、ギリシャの神々が、人間界に降りてくる系のハリウッド映画が上映されていたが、その頃のギリシャの話もすこしカバーしてました。
レポート: 亀田 勇人 日本証券アナリスト協会検定会員 / 国際公認投資アナリスト
海外拠点化の引越しに伴って、特に日本語の本を処分するにあたり、記録にのこしています。AIも人間の考えを捉えないと、人間と会話はできないし、AIが、自分を捉えないと、自分と意味のある会話はできないし。